【コラボ配信】コラボ配信の可能性について(1/4) 〜ゲスト:大それた事YUさん〜

【コラボ配信】コラボ配信の可能性について(1/4) 〜ゲスト:大それた事YUさん〜

(T:Tom、Y:大それた事YU、L:リスナー)

 

T:コラボ配信にどんな可能性を感じる?

 

Y:ライバーそれぞれのフォロワーがシェアできるので、初見の獲得につながるのではないか。普段はつかないタグがつくので、その意味でも初見獲得効果がありそう。

 

T:デメリットは?

 

Y:コラボ動画が増えると、本当はライバー単体を見たいという場合にアンマッチになる。あと、コラボ相手が異性だと、嫉妬も生まれそう。

 

T:たしかに、コラボ相手は同性の方がいいかもしれない。

 

L:コラボ配信だと、コメントが入れずらいのでは?

 

T:それはありそう。テレビで対談を見ている感覚に近くなるような気がする。配信の盛り上がり度に影響してしまうので、コメント数が欲しい場合は工夫が必要かもしれない。また、逆に対談に集中すると、コメントを追いかけるのも大変。かといって、読み飛ばすわけにも行かない。リスナー側でコメントフォローをしてくれる人もおいた方がいいかも。

 

Y:たしかに、定期を流してもらう必要はありそう。

 

L:5分に一度コメントを読むなどの工夫も良いのでは?でも、コラボ配信自体は、インタラクティブな感じで面白いという印象。

 

L:音声だけのコラボだと今ひとつな気がする。

 

Y:アイコンをコラボ配信用のアイコンにして顔はわかるようにできる

 

L:二人の共通点は?

 

T:ビジネス系ライバーというのが接点ですね。私がYuさんの枠に行ったのがきっかけです。

 

T:コラボ配信のメリットの話に戻ると、僕はリスナーがうまくコメントしてくれなくて、ライバーの良さが出ていないという問題の解決策になるというのがメリットじゃないかと思っています。コラボ配信だと、最悪コメントなしでもコンテンツが成り立つ。

 

L:コラボ配信の時は、コラボ相手の名前をタグにするのもいいかも。

 

Y:アーカイブにもいい影響がありそう。一人配信だと、コメントがなくてあまり盛り上がっていない時間ができたら、アーカイブを途中で見るのをやめられてしまうかもしれないけど、隙間なく対談で埋まるとコンテンツとして質が上がる。

T:アーカイブについていうと、この対談をそのまま画面録画して、YouTubeに投稿するのもありですね。アプリの規約とか、ライバーの肖像権、リスナーのユーザー名やコメントを出してしまっていいか等については確認が必要だが。

 

Y:リスナーが録画・録音して、リスナーに拡散してもらうのもいいかもですね。

 

T:自分のYouTubeチャンネルに資産として置きたくないですか。

 

Y:目的によりますかね。ライブ配信に来てもらうことを目的にするなら、リスナーに拡散してもらってもいいかと。

 

T:リスナーに拡散してもらうなら、前提として顔出しまでいいのかとか、音声だけにしてもらうとか、リスナーのユーザー名は伏せてもらうとか、ルール作りと告知は必要ですね。

 

L:ライバーとしてお二人が困っていることは?

 

T:自分の語りが中心で、コメントが少ないことですね。語りのテンポが出しにくいというか。

 

Y:日によって配信テーマを変えているが、リスナーがそのテーマに興味を持ってきてくれたのかどうかわからないのが悩みです。

 

T:配信タイトルがそこまで明示されないのと、タイトルを気にせずにライバー名だけを見て枠に入る人がいるというあたりが原因ですね。

 

Y:配信テーマを決めた場合は、それをやらざるを得ないけど、テーマに興味のないリスナーを取りこぼすのは勿体無い。

 

T:同感です。僕もテーマを決めて配信してきましたが、最近は雑談最強論が頭をよぎります。ライブ配信を始めた頃は、テーマ性のなく、エッジのない配信が多いことを問題点に思っていましたが、あえてテーマを設けないことがリスナーと向き合うことになっているという意識で配信しているライバーもいるのかなと。

 

Y:そこがライブ配信の醍醐味ですよね。リスナーと絡むという。エッジを出しすぎた配信をしていると、それはライブ配信というツールを選んでいるのが間違いという気になる時もあります。

 

T:とはいえ、自分はこのテーマでやりたいという思いで、リスナーに合わせず、地道に自分のテーマにあうリスナーを集めていくという割り切りをするのもありですね。結局、ライバー自身が何をしたいかも大事なので。

 

L:テーマ毎にアイコンを変えるのもいいのでは?

 

T:Yuさんはすでにそうしてますよね。

 

Y:そうですね。ついでに、コラボ配信するなら、2人のアイコンを合成したアイコンを用意するのもありですね。

 

T:あと、コラボ配信自体を売りにするというのもありですね。コラボ配信している人が少ないから、物珍しさがある気がします。

 

Y:コラボ配信だと、テンポがいいから、長居したくなるという効果もありそう。

 

L:ヨガをテーマに配信したけど、ヨガはやらずに終わった配信があった。でも、雑談配信としては成立していた。

 

T:ヨガに興味はなかったけど、そのライバーと話すことには興味あったんですね。笑

 

Y:コメントを読み飛ばしてしまう問題は、ライバーの人気にもよりますね。人気ならコメントが多いから、読み飛ばしても仕方ないなという雰囲気が出るけど、コメント少ないのに読み飛ばすって空気が許さないというか。

 

T:その論点は、そのアプリ毎の雰囲気の話もありますよね。コメントはあまり読まれないのが前提のアプリと、そうじゃないアプリがある。

 

Y:アーカイブの残り方にもよりますよね。ライブではコメントが読まれなくても、ちゃんとアーカイブにコメントが残れば、後から回答してくれるみたいなケースもあります。

 

Y:そもそも、コメントは読み上げて欲しいのか、ただ画面にコメントが表示されて目で読んでもらえてればいいのか、どっち何ですかね。

 

L:読み上げて欲しい。

 

Y:ラジオでメールが読み上げられた嬉しさみたいなものですよね。でも、ラジオだと読まれないのがほとんどだけど、ライブ配信だと読まれる前提の雰囲気だから、読まれないとショックですよね。

 

L:対談は興味があれば聞くけど、興味なれければすぐに抜けます。

 

T:同感です。対談は、リスナーと向き合う要素が減る分、そのリスクはあると思います。ただ、ちゃんと何のテーマの対談なのかということを明示してやるのであれば、そのリスクはとってもいいのかなと思います。興味ある人もいると思うので。

 

Y:対談の化学反応ってあると思うので、コラボ配信の可能性はあると思います。あと、対談するライバーの知名度を上げておくのも大事ですね。

 

T:ですね。知名度があるくらい、ちゃんとフォロワーがついているライバーだったら、対談のテーマに関係なく、そのライバーがコラボ配信をすること自体に興味を持ってくれて、見にきますよね。対談って、一人配信では引き出されない話とかテンポとかを、対談相手が引き出してくれるという要素があるので、対談相手に興味がなくても、その引き出される別の魅力を見たいというニーズはありそう。

 

L:ライブ配信アプリの機能改善の議論をする枠というのは、需要ありそう。

 

Y:確かに、そういうリスナーの前向きな不満を吐き出せる場所ってない。

 

L:ライバーのユーザー名の後ろに情報を付加するのはどうですか?

 

Y:やってたんですけど、やめました。自分の宣伝になってしまっていることが、他のリスナーさんに不快感があるかなと思いました。

 

T:僕は、賢いなと思ったくらいでしたけど、違和感を持つ人もいたかもしれませんね。

 

Y:宣伝ではなく、自分の名前を面白くするということで今はやっています。

 

L:リスナーに話しかけるのもありですね。

 

T:ありです。ただ、実際に今コラボ配信をやっている立場からすると、対談の流れやテンポを崩さずに、リスナーにも問いかけるのは、それなりにライバーの能力が必要そうです。

 

Y:リスナーの数にもよりますよね。

 

L:コメント読み上げ機能を使うのは?

 

T:対話の流れやテンポに合わせて、リスナーがコメント送信ボタンを押してくれるかというのが問題になりそう。

 

L:ライバーの飲み会配信みたいになってしまうと、見たいとは思わない。

 

Y:ライバーのバックボーンが分かっているリスナーなら許容されるけど、それがないと厳しいかもですね。

 

T:そうですね。片方のライバーさんのバックボーンが分かっていて、ある程度興味があれば、飲み会配信みたいなものでも見るかもしれないです。それで以外にコラボ相手のライバーさんにも興味が出る可能性もありそう。

 

T:本日は、ここまでということで。またよろしくお願いします。

 

Y:ありがとうございました。